日本蜜蜂の飼育

【ニホンミツバチの飼い方・さわりだけ解説のページ】

【日本蜜蜂 飼育】の検索で沢山の、また詳しい専門的なページが出て来ると思います。
あくまで素人なので「さわりだけ」を記しておきます。 後はなみ居る先人達のHPを参考にして下さい!!

**このページは検索する方の為に要点を先に、図面は難しいので絵で、『語り』はうるさいので後の方にしてあります。**
【重箱式巣箱の仕組み】
 日本蜜蜂の飼育では最もポピュラーな「重箱式巣箱」です。

*一段の参考サイズ
杉板/2cm厚/巾(高さ)15cm/内寸24cmx24cm
すべて参考です。廃材利用でバラバラでも可。人それぞれ色々な工夫があります、工作を楽しみましょう。
**だったら最初っから積んでおけばいいのでは?・・・と言う疑問*
本来は巣は縦に長細く作られるもので、空間があれば枠ぎっしりには作ってくれないらしいです。ナルホド。

   「木枠に天板だけ載せて完成」と言う簡略方式もあるようですが、これは土台部分と天井のスノコと屋根もあるタイプです。 主要部分以外はベニア+塗装で作りました。**ニホンミツバチは新材やベニアや塗料の臭いを嫌うのだ・・・という方もいますし、全く問題ないと言う方もいます。判断は各々でしましょう。
各段の接続には鉢巻きという木枠を作る方式もあるようですが、私はスマートな形を採用したくてガムテープにしました。
スノコは造巣の基盤となり、隙間を空ける事で通気と通路の役目をします。

【仕組み】
*要するに蜜蜂に自然の樹木の代わりに木箱に住んで頂く、という事です。
*入居した蜂は上から巣を作り始めます。群れが増えて箱内が一杯になってくるので、下に段を継ぎ足して行く事で巣を縦に大きくして行きます。
*蜂は巣の上部に蜜を貯め、次に花粉、育児圏と巣内を使い分けているので、上部の蜜部分だけを頂きます。
*箱の内寸は経験的に割り出された物のようです。大きくても小さくても蜂は巣を作るのでしょうが、採蜜の都合や効率上丁度いいのが24cm前後なのでしょう。当然内寸を小さくすると高さは高くなります。
【キンリョウヘン】
金陵辺 中国系のシンビジウム、ランです。
実はこれこそが、なによりの要なのではないかなと思われる物です。
人間が感じる香りはありませんが、花弁からニホンミツバチ(東洋ミツバチ)の集合フェロモン(に似た物質?)を出すので、分蜂時にこの花をめがけて集合し、入居となる手筈です。効果は絶大です。開花も、ほぼピッタリ分蜂期に合う様に咲きます。(もしくは調節して合わせます) 但しその後の逃避や、「結局来なかった」という事もあるようで、そう言う場合は他にもっと良い住処をみつけたのかもしれません、次を待ちましょう。
熱帯のランとは違うので、園芸をする人には特別に難しいモノではありませんし、栽培については、これまた沢山のサイトがあるので省略します。 現在静かなブーム中なので、入手しづらいですが、オークションでも3千円出す気持ちがあれば蕾のある株を入手出来ると思います。「増やして沢山余ってるからやるよ」と言う希有な方もあったりしますが。。。。自分も5株くらいあったら、あげても良いかなと思うかな。(まだ一個です)

【ミツロウ】
ミツバチの巣から採れたロウです。 
巣箱の内部や入口付近に塗る事で、「ここは以前にも住んでいました」という偽装になるようです。 蜂蜜の匂いがハチを引きつけるのか?入居率があがるようです。 自分では比較実験はやっていないので受け売りですが、きっとそう。
ハチが腹部から透明なウロコのような巣の材料として分泌します。

【その他】
 工夫部分をちょっと載せました、地方や設置場所によっても条件は違うでしょうし、凝るかどうかは必要性よりも本人の工作欲の違いの方が大きいかもしれません。ちなみに私も凝り出したのは2個目からです。
過去に参考にしたページに習い、私は各段にも巣門(穴)を開けました。観察すると、常にその時の巣の最下部に一番近い穴の利用が一番高いようです、当然近いのが一番楽なのだと思います。
*その他防寒やスズメバチ対策等々、沢山の知識やこだわりは検索で集めましょう。


【**頓挫中**】住宅地で飼いたい方へ参考まで

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